看護師になりたいと思ったきっかけ
将来の夢・・・、それは無限にありました。
幼稚園時代は、「お母さん」「お花屋さん」「ケーキ屋さん」。この頃は友達が言っているから、私も~って何も考えずにただ言っているだけでした。
小学校時代はテレビの影響などで「歌手」「女優」「女将さん」など、あの女優さんが好きだから芸能界に入りたいな~って憧れを抱いていました。
そんな中「看護師」っていう確かな夢を持つようになった出来事がありました。小5の時書店で、折原みとさんの「時の輝き」っていう少女小説を買ったのがきっかけでした。
元々漫画を読むのが好きで、その中でも折原みとさんが書いた絵が大好きでした。
小説の話の内容は、ある女性が看護実習先の病院で偶然中学から片想いしていた男性と再会。けれど男性は病気で残り少ない命、最期まで彼を支えていくという話です。
この少女小説は「時の輝き2」少女漫画「時の輝き」も出ていて、映画化もしています。
話が脱線しましたが・・・。
その頃、看護師密着ドキュメンタリーっていう番組が放送されていました。一刻を争う現場なのに、瞬時に判断して行動していたのが印象的でした。
「時の輝き」の小説やドキュメンタリー番組の影響もあって、軽い気持ちで母に「看護師になりたい」って伝えた事があります。
母は「なりたいのであれば、頑張ってなりなさい」って言ってくれました。
小5でまだまだ将来の夢が、コロコロ変わる時期。その頃は「看護師」っていう職業が、ただの夢の1つとしか思っていませんでした。