命とは・・・
このブログを始める前に、命について私が感じていることを書いていこうと思います。
幾度となく「命ってなんだろう…」と考えたことがあります。
人間の命は、誕生があれば終わりもあります。誕生は嬉しい事であり、新たな人生の始まりでもあります。終わりとなると悲しい事で、その人を見てるととてもツラい気持ちになります。
私が「今病気や事故で死んだら、一体何人の人が私のために涙を流してくれるのだろう?」と思ったことが何度かあります…。
もし大切な人がこの世を去ってしまったら…、と思うとショックの余り泣き崩れてしまいます。
人間の命って儚いものだとつくづく思います…。儚いものだからこそ、ガラス玉のように丁寧に扱っていかなければならないと思います。
今年に入って新型コロナウイルス感染症が流行し、全世界でたくさんの人が感染しました。そしてたくさんの人達が、重症化し亡くなっていきました。
志村けんさんや岡江久美子さんの死のニュースは、突然の事で全世界の人たちを激震するような事でした。私も衝撃を受けた1人です。
そして…、三浦春馬さんの突然の死…。あまりにも衝撃で、ニュース速報で知ったときは開いた口が塞がらなかったです。仕事も順調で、ドラマの撮影など行っていた時だったのに…。
「なぜ?」「どうして?」って思ってしまいました。ネットでは色々な憶測が飛び回っていて、どれが本当なのか分かりません。
三浦春馬さんのファンではないですが、出演していたドラマをよく観ていました。昨年放送された「TWO WEEKS」「僕のいた時間」「大切なことはすべて君が教えてくれた」など…。
どのドラマもそうですが、三浦春馬さんが演じる役は、ものすごく吸い込まれてしまいます。それだけ真摯に役に入り込み、演じているんだなって感じ、プロとしての姿勢が見えました。
プライベートは色々あったみたいですが、三浦春馬さんの最期はあんな形になってしまうとは…。
なぜ自らの手で、命を終わりにしなければならなかったのか…。
思いとどまることは出来なかったのか…。
私たちに何か出来ることがあったのではないか…。
色々考えてしまいます。
色々なことの積み重ねで、三浦春馬さんはこうなってしまったのだと思います。
三浦春馬さんの事を聞いた時、田中実さんっていう俳優さんの事を思い出しました。
「温泉へ行こう」というドラマに出演されていて、いい役を演じていました。その方も、自らの手で命を終わらせていました。
「自殺」っていう言葉…、聞こえはいいのか、悪いのか分かりません。けれど「そこまでして命を捨てないといけないのか?」と思います。
私も人間関係など悩んで、一度自殺未遂したことがあります。それ以上のことは、勇気がなく出来ませんでした。
人間誰しも、『死にたい』と思った事があると思います。でも、一歩立ち止まって考え直して欲しい…。
あなたには大切な人はいますか?
愚痴など、何でも話せる人はいますか?
ツラいときや悲しいとき、あなたの心を支えてくれる人がいますか?
あなたがいなくなることで、たくさんの人が悲しむことになります。
そして1度捨てた命は、もう2度と還ってくることはありません…。
親から譲り受けた命、最期の日がくるまで大切にしていきたいものです。