専門学校 看護の道 ⑤ その2
こうして再び頑張ると決めた私…。留年になってしまったので、これからある授業は受けることが出来ませんでした。
クラスメイトや友達は無事実習を突破し、卒業に向けての卒論製作をしていました。
みんな前を向いて進んでいるのに、私の時間は止まったままの状態でした。
自分が惨めで、情けなかったです。
けど、このままじゃいけない!私も前を向いて、進まないと…。
看護の視点を学ぶため、看護の経験を実習で活かせるためなど、教員達からの助言を受け、学校がない時間は病院で働くことにしました。
実習期間は働くことが出来ないので、そこを考慮してもらうよう面接時に病院に伝えました。たが、考慮することは出来ないとのことで不採用に…。
いくつかの病院を受けましたが、どこの病院も「実習」という言葉で引っかかってしまいました…。
面接でこどごとく落ちたことにより、またしても私の気持ちも沈んでしまいました。
「私は何をしてもダメなんだな」って気持ちが大きくなってしまいました。
その後は色々と考え、時間の融通が利くファーストフードのお店で働くことにしました。医療から離れてしまったけど、気持ちを切り替えいったん忘れることにしました。
こうしてクラスメイトや友達が卒業&国家試験に向けて勉強しているなか、私はアルバイト生活という正反対のことに歩み始めることとなりました。